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【FreeBSD】FreeBSD標準のftpd

☆ftpログインでルートをホームディレクトリィにする(chroot)

・/etc/ftpchroot にchrootさせたいユーザのユーザ名を名を書く(1行にひとり)
・/etc/make.conf に FTPD_INTERNAL_LS=yes と書いて ftpd を再コンパイル&再インストール。

・ftpログインした時のウェルカムメッセージが以下のようになっていれば完成。

% ftp localhost

ログを取るには、ログファイル /var/log/ftpd を作成し、

# touch /var/log/ftpd

ftpdを -S オプション付きで起動させればOK。そのためには /etc/inetd.conf 内のftpd起動設定を以下のようにする(例はTCP_wrappers使用時のもの)。


ftp stream tcp nowait root /usr/local/libexec/tcpd ftpd -l -S

この後、inetdをkill -HUPして完成。

Connected to localhost.fugefuge.ne.jp
220 hoge.fugefuge.ne.jp FTP server (Version 6.00LS) ready.


ftpd のソースが手元に無くて再インストール出来ない場合は、chrootしたいユーザのホームディレクトリへ bin ディレクトリを作り、その中に /bin/ls のハードリンクか /bin/ls そのものを突っ込んでおけばいいです。

注)・/etc/make.conf の編集と再コンパイルは必要ない場合が
あります。

☆ftpdの転送ログを取る。

Last Update : 2006年05月26日 (金) 13:31