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T1について

通信速度1.5Mbpsのデジタル専用回線の規格。「DS1」とも呼ばれる。アメリカ規格協会(ANSI)が定めた仕様で、24本の64kbps回線(DS0規格)を多重化したもの。正確には1.544Mbpsの通信容量を持つ。日本や北米で広く普及している。日本では、企業向けの高速デジタル専用線や、ISDN回線(「INSネット1500」サービス)に用いられている。ヨーロッパではこれに代わって、64kbps回線32回線束ねた2Mbpsの容量を持つ「E1」規格が普及している。国際的な通信機器メーカーの製品には「T1/E1対応」のように、両方の規格に対応したものが多い。

Last Update : 2004年10月14日 (木) 18:23